協同組合 日本写真家ユニオン
160-0023 新宿区西新宿6-10-1 日土地西新宿ビル8階 TEL 03-6280-5786 FAX 03-5330-5435

活動概要

広報・情宣活動

組合員ひとり一人のプロフィールと活動地域、撮影分野、代表作品を基本形とするデータベースを作成しています。このデータベースから公開すべき情報を、JPUホームページで組合員リストとして公開しています。クライアントが仕事を依頼しようとする際、作品や写真家を探すアドバイザーとしての役割をはたす、基本的な事業として位置づけられています。

共同受注、共同販売、共同購入事業

「仕事が入る」と言う表現が、写真家の間では当たり前のように使われてきました。しかし、本来、仕事は獲得するものです。JPUでは「入る」仕事から「獲得」する仕事への転換を図ります。JPUに所属する全国の写真家は、優れた技能を持って、それぞれ個性的な作品づくりをしています。それを必要とするユーザーに結び付け新しく有効な仕事を創り出します。また、大勢の写真家が共同で仕事のできる組織は、我が国で日本写真家ユニオンだけです。JPUでは多くの組合員が共同で撮影することが適切である仕事を開拓し、共同で受注する事業を行います。共同販売事業は、JPUが構築したシステムによるデジタル販売事業を進め、またオリジナルプリントの販売を促進する写真展の開催などJPUの企画で行う事業があります。組合員の必要性に応じて機材、消耗品などの共同購入にも対応します。

出版事業

デジタル化へと世の中の流れは、急速に進んでいます。従来の印刷出版と並行して、DVD出版、電子出版なども有機的に組み合わせて、相互に補完する効果を上げます。その手段として、ebookの編集、制作を具体化し、JPU Photo Selection21世紀ebook写真館が刊行されています。この事業には、自費出版的なサポートも含まれます。

ワークショップ 講師 撮影の派遣

将来組合員となるプロ写真家をめざす人たちのために、一層のレベルアップをめざす、ワークショップを開催します。講師となる組合員がそれぞれカリキュラムに対して責任を持って指導・教育をしていきます。また各地の様々なイベントなどの講師や撮影・取材などにもネットワークを生かし、積極的に組合員を派遣します。国内・海外ツアーの企画立案、ツアーの講師としても派遣します。こうした組合員の指導力を生かし、写真愛好家のために「JPUアートメンバーズ」事業も立ち上げ、写真を通じた交流の手段として活用されます。

教育・情報事業

デジタルフォトの技術革新は、文字通り日進月歩の勢いで進み、報道、コマーシャルの分野では、デジタル写真が主流となり、写真家である限り、デジタルの知識がなくてはやってはいけない時代が到来しています。JPUでは、カラーマネージメント、デジタルモノクロプリントなどを題材とし、カメラ、レンズ、PCソフト、プリンターなどの機材の扱いやデジタル知識を深めるためのデジタルフォトセミナーを開催しています。組合員の活動紹介や必要な最新情報を掲載した、「JPUニュース」の編集・発行やリアルタイムに情報を提供するために、ホームページの管理、運営を行っています。

著作権事業及び団体協約の締結

JPUが積極的に取り組む写真著作権を擁護する活動の一環として、組合員を対象にした写真著作権相談を無料で行っています。また、各地で写真著作権に関するセミナーや研究会を開催します。法務、税務相談は、必要に応じて、JPUが専門家を交渉、紹介し相談に応じます。JPUだからできることとして、出版社、放送局、制作会社等との団体協約の締結があります。(写真使用料規定など)

2013年10月30日に開催された経済産業省のCOOL JAPANマッチンググランプリ第2回全国大会に協同組合日本写真家ユニオンが出場しました。

海外進出をサポートするこの取り組みでプレゼンした内容は「寄ってたかってプロ写真プロジェクト」です。5名以上の様々なジャンルの写真家が、異なる切り口表現手段で日本の良いモノ、良いサービスを写真で表現しますというプラン。
JPUブースは、組合員の皆様に寄ってたかって撮影いただいた「卵」の写真が飾られて、大盛況でした。
プレゼン企業80社の中で、マッチング数(名刺交換数)は最終的に2位となり、たくさんの企業様から写真のご相談いただきました。
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